デザイン
別注の場合は、お客様のヒアリング、自社開発の場合は、スタッフで打ち合わせをし、それをもとにデザインを起こしていきます。イメージを具体的にしていきます。
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紋紙データに写す
イメージデザインができましたら、紋紙データに写していきます。紋紙データというのは、織機で織り込んでいく際に経糸と横糸の流れを図面化したデータです。
実際に織り込んでいくための設計図のようなものです。
昔は、厚紙をつかっていましたが、専用ソフトが登場しそれを活用しています。
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染色
ここから実際の製造に入ります。西陣織は、折る前に先にすべての糸を染色します。西陣織は先染め織物なのです。
逆に言いますと、京都で作られても、先染めしていない織物は西陣織にはなりません。
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原反を織り上げる
染色できた糸で、いよいよ製造です。まずは、原反を製造していきます。
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整理
出来上がった原反を伸ばしていきます。蒸気をあてて、ローラーで記事を伸ばしていきます。
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裁断、縫製、仕上げ
出来上がった原反をそれぞれのサイズに応じて、裁断します。
そのあとは、必要な箇所を縫製します。
最後に仕上げて出来上がりです。
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